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EXHIBITION
#71







今井 雅洋「Morphology形態学 II」
2009年3月25日(水)〜3月31日(火)

朽ちていく物の触感や質感。
寂しさと愛おしさが交差する今井さんのまなざしが感じられる
静かな作品は、何とも言えない気配を漂わせていた。
まるで時が止まったように、そこに置いて行かれた物が
写真という表現を通して、新たな存在感を醸し出す。

コンピューターを駆使して表現する新しい方法と
写される古い物の対比が不思議な効果を作り出していたと思う。
絵のように?写真のように?どちらでもなく…。
2009年最初の静かで美しい展覧会でした。
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#70







仲田 智「LINK」
2008年12月16日(火)〜12月23日(火)

毎回、仲田さんの作品が楽しみです。
鉄という重さのある素材を、こんなに軽やかに美しく表現する
感覚は一体どうやって生まれるんだろう。
鉄に色をつけ陽や雨や風に晒していい具合になるのを待つ。
自然にさらされ素材が育っていくのだそうだ。時間をかけて。

しかし自然任せでは作品はでき上がらない。自分の感性に響く
素材が揃ったところから始まるアーティストの仕事。
鉄も紙も木も同じように、重ねたり貼ったりつないだりして、
素材を生かしきった仲田さんの作品が生まれるらしい。
話を聞いているとうらやましくなります。日々の生活の中で
やることの全部が作品作りにつながってるようで…。

経済不況の暗いニュースばかりだった2008年の12月。
仲田さんの作品の色や形、そして作品が放つ勢いに
ずいぶん元気をもらいました。
時代がどうであれ、美しいと感じる気持ちを持ち続けたい、
元気のない時にこそアートが必要だ!と思ったのでした。
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#69







大室桃生「パート・ド・ヴェールのシェード」展
2008年11月20日(木)〜11月27日(木)

大室さんの初の照明だけの展覧会。
大室さんの作品にライトを入れるときれいだろうなぁ、と思って
提案したものの、実際にでき上がるまで、不安でドキドキ。
でも前日に展示をして明かりをつけた時「おぉ、きれい〜!」と
ホッとして嬉しかったのです。

ほんとにパートドヴェールの技法と大室さんのセンスがぴったりで
とても美しい大室さんらしいシェードができたと思う。
明かりを消している時はいつもの大室作品の美しさを見られて
ライトをつけると又、表情を変えた違う美しさが表れる。
もうこんなに楽しめるなんて!得した気分です。
大室さん自身もシェードを作るのはすごく楽しかったとのこと。
どうりでとてもウキウキした空気に包まれた楽しい展覧会。

お客様にも大好評で、大室作品の素晴らしさが又ひとつ、
大きな魅力を得たような気がします。
一番の悩みのタネだったスタンドの部分はギャラリー黒豆の
土屋さんにご協力いただきました。おかげでシェードのよさを
引き立てるシンプルながら雰囲気のいいスタンドができました。

次回は2010年の春、乞ご期待のほど!お楽しみに!
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