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DEE'S HALL
Book & CD CLUB
本が好き。本屋の匂いが好き。旅行から帰ってまず行きたくなるのが
そば屋と本屋。待ち合わせも本屋だったら相手が遅れても平気。
知り合いにも料理家や作家など本を出版する人が多くて、それぞれが
考え考え一生懸命作ってるのを知っているので、できるだけたくさんの
人に読んでもらえたら嬉しい、と思う。だからこのページは友人の新刊本や
最近読んで面白かったおススメ本を紹介します。時にはおすすめCDも。
『BLOOM』
■CD Album
『音のしずく』コンピレーションアルバム(247MUSIC:2300円)
参加アーティスト/首里フジコ、RISAKO、NANO WATTS、cinema dub monks、鈴木重子、NUU、Mahya、Lotus Blossomなど。
沖縄からのゆるやかな音。雨のしずくのようにみずみずしく心地いい
音がポツンポツンと心に降りかかるよう。ヴォーカルののびやかな声、
楽器のゆるやかな音。音と音の間に沖縄録音らしい大らかな気分を感じ
ます。気持ちのいい午後は、この音でも〜っと気持〜ちよく!
or247music
『きもの熱』清野恵里子著(集英社:2900円)
着物がひそかにブームらしい。ブームにのって「ウ〜ン?」という
着こなしも見かけたりするけど…でも清野さんの着物は本格派。
着物に対する美意識の素晴らしさに思わずうなってしまう。
着物だけではなく、その回りの、撮影場所や着る人や小物の数々、
それに写真の美しさも加わって、しっとりと存在感のある本です。
清野さんらしい大胆さとユーモアに包まれたそれぞれのエピソードも
興味深いですよ。しかしこの熱は伝染するらしい。ご注意のほど!
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『こねて、もんで、食べる日々』平松洋子著(地球丸:1600円)
何だか愉快なタイトル!意味深?そう、手の話。
こねて、もむ、だけじゃなく、むしる、しごく、つぶす、ひねる…
イエイエ、優しいのもあります。ほぐす、広げる、すくう、包む…。
料理をする時、手はたいそう活躍するという話。押したり巻いたりして
料理をしている様子が目に浮かびそうな、相変わらずの小気味いいリズムの
文章でグングン読む人を引き込んでしまう平松ワールド!楽しめます。
改めて自分の手をじっと見る…面白い料理の本です。
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『おいしいヒミツ』高橋みどり(メディアファクトリー:1600円)
おいしいものが好きで、なるべくしてなった料理スタイリストという仕事。
だから仕事とはいえ、いろんな人の「おいしい」を味わっているようで
どうやらかなり役得らしい。で、人気の料理家のおいしさのヒミツを、読者
の方にもおすそわけ。というわけで、高橋みどりさんが料理家にインタビュ
ー、人を知ることでおいしさのヒミツを解き明かすという試み。5人の
カメラマンが撮影した5人の料理家の料理にはレシピもついてるけど、単に
料理本にあらず。料理は人そのものなんだなぁと思う。ムム、奥深い……。
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『正々堂々がんばらない介護』野原すみれ(海と月社:1200円)
大変、大変、と言うだけなら簡単。一体何がどう大変なのか、誰が何を
必要としているのか、する側もされる側も気持ちよく過ごせる方法は?
さっぱり分からなくて疲れきってしまうことが多い介護という状況を
力入れてがんばるだけじゃなくもっと気持ちをラクに!と分かりやすく
教えてくれる本。介護は何より「長く続けられること」が大切。
「やぁーめた!」と放り出すわけにはいかないんです。時には上手に手を
抜いて深呼吸して心をゆるめて。そのための工夫、知恵、アイディア。
お互いが幸せでありますように、と願う著者の気持ちが伝わります。
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『チョコレートな夜』佐々木美穂(PHP研究所:1400円)
チョコレートジャンキーの私としてはそそられるタイトル。しかも高級な
板チョコを連想するシックな表紙ですから。イラストレーターの佐々木美穂
さんの映画に関するエッセイです。好きな映画が似ていることもあって興味
深かった。彼女らしい映画の見方に「なるほど…こうやってセンスは磨かれ
るのか…」と納得。映画ってストーリーだけではなくいろいろな楽しみが
あるんですね。昔に観た映画ももう一度観てみたくなりました。
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不思議の国のアリス
『うちの器』
高橋みどり 著(メディアファクトリー:1500円)
お待ちかねの高橋みどりさんの本「うちの器」が出版されました。
スタイリングが仕事だけど、この本では特別なスタイリングをするでもなく
ふだんの暮しの中のいつものゆる〜いセッティングを見せてます。
それがいいんだな。器使い、布使いのちょっとしたコツを彼女らしいさっぱりした
文章で教えてくれます。器がのびのびと気持ちよさそうに見える写真もたっぷり!
ほんとに食べ物にかかわってるのが好きなんだな、という気分がヒシヒシと伝わる
本です。器を購入できる店やよく行くギャラリーなども紹介されてるので
大いに参考になるんじゃないかな?みどりらしくみどり色の本、ぜひ読んで!
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lento
■CD
lento
tico moon(333DISCS:2300円)
アイリッシュハープの吉野友加とギターの影山敏彦のユニット「ティコムーン」
これからの寒い季節に体がちじこまってギシギシな時、ハープのやわらかな
心休まる音が、体をホカホカに温めるように、とろ〜んととけるように、やさしく
響いてリラックスさせてくれます。寒い冬の夜、この音であったまって下さい。
不思議の国のアリス
『不思議の国のアリス』
ルイス・キャロル 著 山形浩生 訳 スソアキコ 絵(朝日出版社:1700円)
だれでもご存じのアリスです。でも、多分だれも知らないアリスかもしれない。
今までのアリス像と全然違うんです。山形浩生さんが訳してネット上で公開、
かなり話題になっていた今どきのアリスです。かわいらしいお嬢さんの
アリスじゃなくてちょっと怒りっぽいハスっぱなアリスが新鮮。面白いですよ〜。
そんなアリスの話にぴったりなのがスソさんの絵。妙なヘンさ加減がいかにも
不思議の国で、もう、今までの上品なアリスの世界は忘れてください、
という感じ。スソさんの絵をとてもうまく生かしたデザインも楽しい!です。
スソさんは9月18日〜25日までDEE'S HALLで帽子の展覧会をやります。
バッグのリケット・レイさんとコラボレーション。そちらもお楽しみに!
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『旅日和』
『旅日和』
山本祐布子著 COTO:2400円
ひそかに人気上昇中の山本祐布子さんの本。絵も文章も彼女自身が
手がけてます。日常の中のフトした旅のような気分、あるいは
なつかしい記憶を思いかえすような時間がしっとりと静かな文章で
流れるように表現されている。絵はもちろん山本さんの切り絵。
彼女らしい上品でのびやかな線とグラフィカルな構成は、
その若さに不つり合いなほど完成度の高い魅力的な作品だと思う。
11月にはDEE'S HALLで山本さんの展覧会を予定してます。どうぞ楽しみに!
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『BLOOM』
■CD Album
『BLOOM』
Rose-Unlimited(アゲント・コンシピオ  2400円)
待望の「ローズ・アン・リミテッド」のアルバム発売!です。
これからの季節に聴きたいCD。今回はナゴミがテーマです。
なごみ、なごめ、なごめば、ってコピーが入ってるくらい。
気持ちよくナゴんでしまう曲ばっかり!で、すご〜くいいですよ。
寂しい気分の時も、少しダウン気味の時も、この一枚があれば
コワイものなしです。もちろんいい気分の時にもね。
ローズならではの洗練された音はさすが!です。
『高山なおみの料理』
『高山なおみの料理』
高山なおみ著(メディアファクトリー:1600円)
表紙のすり鉢の写真の、堂々とした存在感に思わず目を引かれる。
すり鉢って美しいんだなぁと思う。そして内容を見て納得。
高山さんらしい奇をてらわない真直ぐな料理、心のこもった料理、
きっとおいしいんだろうなと想像させる料理。その料理を写真家、
スタイリスト、挿画家、デザイナー、編集者、全員がそれぞれの
力を出し合って料理家の個性をくみ取ろうとした本作りの熱が伝わるような、
静かだけど力を感じる料理本です。数多くの料理本が出ているとはいえ、
まだまだドキリとさせる本を作ることができるんだなぁと感心のため息です。
『だからキッチンが好きなんだ』
『だからキッチンが好きなんだ』
土器典美著(講談社:1400円)
自分の本の宣伝はやりにくいのだけど、やっぱりたくさんの人に
読んでほしいから。キッチン好きな私の「キッチンをめぐる24の話」。
シンプルキッチン+スモールキッチン+カントリーキッチンの3章の構成。
キッチンで思い出す話やおいしい話、そしてキッチンから生まれる 
ふだんの暮しの話いろいろです。きっと「そう、そう」と思われたり
「へぇ、そうなんだ」と意外だったり。でも話の中心はキッチンなので
身近な話題でフフフと楽しめると思います。ぜひ読んでください。
『おいしいごはんのためならば』
『おいしいごはんのためならば』
平松洋子著(世界文化社:1600円)
さすがに食べ物に並々ならぬ熱意を持っている平松さん、おいしいものの
ためならば苦労はいとわず、遠方でも何のその!です。そのエネルギーは
すばらしい。この本を読んでいると「うぅ、これ食べたァーい!」と
つい台所に立ちたくなります。そして今夜はていねいに料理をして
ゆっくり味わいながら食べようかな、と食べ物に対して敬意を表したい
気持ちになる。まるで平松さんの話を聞いているようなスコンとした
小気味よいリズムの文章も好きです。
『下田直子の刺繍・The Book of BAG』
『下田直子の刺繍・The Book of BAG』
下田直子著(雄鶏社:1400円)
また又、下田さんのセンスが凝縮されて、思わず欲しくなってしまう
刺繍のバッグが満載の本。もちろん作り方もしっかり出ているけれど
作らなくても何度ながめてもため息がでるようなバッグ、バッグ。
とってもチャーミングなのにシックで大人っぽいのは下田さんならでは!
高橋みどりのスタイリング、久家靖秀さん撮影の写真がこれ又、
手芸本らしからぬ迫力でとってもいいんです。ステキですよ!
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